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2011年05月18日

ババババババッバ、バイオマスタ~     SW!(後編)

 
さてさて、見事にバラバラとなったバイオマスターSW

ババババババッバ、バイオマスタ~     SW!(後編)















実際は、ローラークラッチとハンドルもばらしました^^
 



この中から金属パーツだけを選り集め、パーツクリーナーで洗浄します。
ZPIのF-0 パーツクリーナーなら樹脂パーツにも使えるとの事ですが、安くても¥1,090もしますのでなかなか手が出ません^^;
今回はホームセンターで買った特価品¥189也を使用しました(笑)

ババババババッバ、バイオマスタ~     SW!(後編)





小さな部品をスプレーの勢いで吹き飛ばしてしまわない様に要注意です 
 
スプレーを吹きかける作業を数回繰り返して、中の油脂分を除去します。
ここでは、¥100均で買ってきた小さなタッパの中に、飛散防止の為キッチンペーパーを敷き詰めてます。
こうする事によって、パーツから溶け出て来た油脂分はキッチンペーパーに吸収されます d(^-´)~☆



樹脂部品はアルコールに浸して揺すって洗います。

ババババババッバ、バイオマスタ~     SW!(後編)





絵の具用の筆等を使って、擦り洗いしてもOK!  

タッパにフタをしてジャーク!ジャー・・・もとい、シェイク!シェイク!シェイク!でもぉk!(あくまでも控え目に…) 
この作業を数回繰り返して、中の油脂分を除去します。
(小型の超音波洗浄器があればGOODなんですけどね~^^;)



因みに、落下の衝撃でひん曲がったベイルは・・・

ババババババッバ、バイオマスタ~     SW!(後編)





イタコビッチのホゲチョメラ・・・ (;_;) 

再起不能でもないんですけど傷だらけになっています。
潔く交換する事と致しました・・・@2,100也(税込み)



アルコールで洗浄した脚無シボディです。

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バイオマスターはココが樹脂だったんですね 

右手巻きの人が「ジャカジャカ巻き」や「キュキュッ巻き巻き」を多用すると、ボールベアリングが嵌る部分にガタが出易いと思います。

ベースが08バイオマスターだから仕方無いかも知れませんが、“ SW ”を名乗るのならアルミ合金製にして欲しかったですね。
例え定価が¥2,000(税抜き)上がったとしても・・・

ま、部品価格がベアリングよりも安い@1,000(税抜き)なので、消耗部品と割り切ればイイんでしょうかね~ぶた



アルコールで洗浄した脚付フタです。


ババババババッバ、バイオマスタ~     SW!(後編)





コチラはアルミ合金製です

ココはさすがに樹脂製ではありませんね。
ここが樹脂だとナスキーと大差が無くなってしまいますから((爆))!! 



洗浄終了後にまる1日放置して乾燥させた軸受類に、予めスプレーグリスとスプレーオイルを注します。

ババババババッバ、バイオマスタ~     SW!(後編)





ボールベアリング少なくね? イエイエ十分です 

しかし、本来はベアリングにオイルのみを注すのか、グリスのみを注すのかがハッキリ判りません。
シールド型ボールベアリングなので、オイルだけで良いかとは思いますが。

オイルのみの方が回転が軽やかになると思いますが、ここは耐久性重視と言う事でグリスも吹き込みます!

あっ!ローラークラッチには絶対にグリスを注さないで下さいね!
グリスを注すと逆転ストッパーが効かなくなりますから。



ボディに部品類を組み込んで行きます。

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何となくサマになってきましたね~ 

とても精密そうに見えますが、それほどでもありません。
部品が小さくて細かいだけで精度的には甘いです。
精度が高過ぎるとシロートには簡単に組み立てる事ができませんから。
ステラとかは違うんでしょうね、きっと・・・

結論として、ガンプラ(ガンダムのプラモデル)の中級モデルを組み立てる事が出来れば、誰にでも組み立てる事が出来ると思いますよチョキ
(ガンプラは作った事ないですけど~テヘッ 



何故か、最初から無かった(?)ローラークラッチ本体の留めネジ

ババババババッバ、バイオマスタ~     SW!(後編)



 

元々2点留めなんですかね~??? 

さて、ローラークラッチには「注油禁止」と書いてありますが、油分がダメな訳では無くグリスの様な極圧に耐えるモノがダメと言う事だと思うんですけど。
構造上、油分が無いと内部のローラーとローラーからの力を受けるカラーがガタガタになると思います。
おそらくシマノ純正・スプレーオイルを薄っすら塗布しておけばOKだと思います。
(この点については使用しながら確認します) 

まぁ、メーカー側としては「ばらすな!交換しろ!¥1,050(税込み)やし!」って事なんでしょうね。
確かに、機械モノに慣れていらっしゃらない方は、ローラークラッチはばらさない方が身の為だと思います^^;



ベアリングとCFギア、座金(ギア間のバックラッシュ調整用)をボディに組み込んで、ベアリングを組み込んでおいたフタを取り付けます。

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ここまで来たら、も~う安心!? 


おっと!忘れてました。
ついでにベイルの開閉機構部分もばらして注油します。

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動きがスムーズになります様に・・・(^人^)

ココをばらす時は要注意です!
アームカムを抑え付けながら外さないと、アームカムバネ(リターンスプリング)の反力で部品がビヨョ~~~~~ンと飛んで行ってしまいます。



ローターを本体に組み込む前に、ラインローラーとベイルを組み込んでしまいます。

ババババババッバ、バイオマスタ~     SW!(後編)





ラインローラーの部分は少し解り難いです^^; 



本体にローターを組み付け(ローターナットの逆ネジと取付方向に注意!)スプール受ケ、スプール座金を組み込みます。

ババババババッバ、バイオマスタ~     SW!(後編)





ローターナットは面取りしてある方をローター側にして下さい 



スプールを本体に組み込んで、ドラグの座金類、抜ケ止メバネを組み込んでドラグノブを取り付けます。

ババババババッバ、バイオマスタ~     SW!(後編)








ハンドルをねじ込んで・・・

ババババババッバ、バイオマスタ~     SW!(後編)















ようやく完成です♪
 


さぁて、問題無く動くかどうかハンドルを回してみますと・・・





スルスルスル~




OK!チョキ 

全て元通りにちゃ~んと動きま~す \(^0^)/♪♪♪



バラす前は多少不安はありましたけど、すんなりと元通りになりました。
「案ずるより産むが易し」ですね。

これを機に、他のリールにも手を入れて日頃の労をねぎらってやりたいと思いますぴよこ3










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Posted by SUBERIST at 23:30│Comments(0)メンテナンス
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