ジャーク!ジャーク!ジャーク!

　
前回釣行時に何ら活躍の場を与える事がなかった、愛機バイオマスターＳＷ４０００ＸＧ･･･　


　
あっれぇーっ？なんだかベイルがヘンなほうこうにむいてるよぉぉぉ???　




・・・


ロッドごと落下させた挙句に水没させてしまいました


原因は･･･


・・・


訊かないで下さい、恥ずかしいですから･･･


・・・・・・・・・・


そんなバイオマスターＳＷくんに引導を渡すべく･･･


いえ、復活させるべく完全にオーバホール（以下、ＯＨ）して内部を清掃する事と致しました。
大人の諸事情により超緊縮財政状態なので、メーカーへは出さずに自分でやってしまおうと言う魂胆です　

え～何を隠そう、リールを完全にバラバラにするのは初めてなのです
このＯＨが成功すれば、私の泥と汗と泪と潮にまみれた釣歴の中で初の快挙と言えます。


先ず一番簡単なスプールを外すと･･･





　

竿に白濁スプール軸に何やら白いモノが･･･　

本体内部の軸受け（ピニオンギア）内に水分が入り込んだ為、グリスが乳化している様です。
ちょっと、ヤバイかな？


ひん曲がったベイルとラインローラーを分解します。







ラインローラーには問題無い様です。　

ベイルはラインローラー付近が曲がっていて、深いガリ傷がついています。
修正出来ない事はないのですが、手間を考えると交換した方が良さそうです。


シマノさんはパーツ類が適正価格なので、フトコロに優しいですよね～♪
（オイ！聞いてるのか、ダイ◯ワさんよ！）    


ローターと「オムツ」を外し、ボディと脚付フタを分離します。








内部には塩水が入り込んだ痕跡は特に見当たりません。
水没後は、わざと水道水が入る様に洗って水をよくきったのが良かったのでしょうか。
しかし、一見何ともなさそうですが、細部には塩分が入り込んでいる可能性が高いのです。
このまま使うと金属パーツが塩分でやられてしまうでしょう。


ローラークラッチ（ワンウェイクラッチ）とベアリング、ピニオンギアを外してスプールシャフトを点検してみると･･･







グリスが乳化しています　


シマノさんご自慢のＣＦギア（コールドフォージングギア）です。







異常は見当たりません　
　
まだ使い始めたばかりなので、歯面のアタリが出たところと言った感じです。
実はＣＦギアをマジマジと見るのは初めてなのですが、冷間鍛造でここまで精密な物が成型出来るのは驚きです
＊歯面の成型のみで、軸部は切削加工です　



さあ～、殆どバラバラになってしまいました。
この状態から見事元通りに復旧出来るのでしょうか･･･＾＾；









 


















請うご期待！