「ソルティガ大地に立つ!!」(’16/11/12~11/13)
久し振りのまともな釣行だった。
前乗りして敷居の低いターゲットで景気付けとばかりに、3/4年ぶりとなるヅル湾で夕マヅメのサゴシを狙う
・・・も気配ナシ。
前夜祭のタチウオへと希望を繋ぐ。
しかし、「スーパームーンの前々夜祭」の悪影響なのかタチウオの姿も拝めず。
傷心のまま次なる目的地へ向かう。
途中、峠のラーメン屋に立ち寄り一人侘しくラーメンを啜る。
奇をてらわないベーシックなとんこつラーメンに癒され、ほんのささやかな幸福感を噛み締めながら出発。
再び次なる目的地へ向かって峠を下り始める。
しかし、この峠を下った所は私にとっては鬼門だ。
通る度にあの日の苦い記憶が蘇る・・・
トラウマ故にさほどハイペースではなかったが、ナヴィの到着予想時間より2時間弱ほど早く到着。
下準備を済ませ、軽く寝酒を煽って就寝。
朝は3便も出る大盛況の中、5:00発の第2便にて暗い内に渡礁。
二度目に着けた地方(ぢかた)の磯を貸しきりかと思いきや、もう一方のお一人様も上陸。
ご挨拶を交わして少しばかりの雑談タイム。
そして未だ暗い中、ぼちぼち準備を始める。
波気はあまり無いが、うねりはあるし潮目も見えるので悪くは無さそうだ。
本日のトップバッターはAIMSのSPLASH HEAD 140F。
そしてトップバッターをエスコートするのは・・・
ソルティガ (RX-45-2)大地に立つ!!
そう、今日こそは青い巨星を撃ち破るのだ!
「こ、こんな古い物を。 SUBEさん、釣り欠乏性にかかって・・・」
中略
熱き思いとは裏腹に、ジュボジュボやろうがグリグリやろうがガッツンガッツンやろうが反応は見られない。
かくなる上は外某で巨大ヒラマサを仕留めたと言うニュータイプにお出ましを願おう。
『ララァ(ペン)、私を導いてくれ・・・』
中略
『ララァ(ペン)は釣りをする人ではなかった・・・』
そうこうしている内にタイムリミットの13:30を迎えた。
もちろん、ターゲットからはノーコンタクトだった。
不甲斐ない結果に終わってしまった。
海も哭いている。
穴があったので入れ・・・入りたかった。
気を取り直して帰り支度を整え、空虚感と虚脱感と脱力感に埋もれながら帰るとしよう・・・
魚は釣れなかったが、鳥糞爆撃のお土産を頂戴した。
さて、相も変わらず生きているヒラマサとは縁が無い様だが・・・
既に切れているヤツとは縁がある様だ。
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