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Posted by naturum at

2015年05月11日

「不毛恥帯」(’15/4/25)

 
26日(日)にリニューアルしたヅルツレ店舗への引っ越し手伝いをして欲しいと要請があり、急遽舞鶴方面へ行く事に。
これ幸いと前乗りの金晩にツレ宅へ入り、ヨメを放置して一路ロックショアへGo! 車=3

特に情報も無く何処に行こうかと迷いましたが、久しぶりに3年前にハマチ大を釣った思い出の地磯へ。

駐車スペースにクルマを停め仮眠を摂っていざ起きてみると、だ~れも来ていません。
ヤッパリ釣れとらんのやろうなと思いつつ、磯へ出る準備をしていると二人組の方が到着。
ご挨拶をして狙いを伺うと、シーバス狙いだとの事。

お先ですと一足早く出発し、磯に入って海を観察すると何だかいつもより潮位が低い感じです。
GPVで確認済みでしたけど、ベタ凪と合わせて釣れないオーラがムンムンムン。

風景(150425)

この先待ち受けている運命が透けて見える様でしたが、先ずはトップウォータープラッギングでスタート。

何はともあれポッパーかな?と、蒼駆・阿悶150ウメイロでジュポジュポ言わせますが異常なし。

続いてデコマサⅡ160F‐3HTやララペン150Fにも頑張って貰いますが・・・

これらも異常なし。

恙無くジギングタイムに移行しますが、



シャクれども シャクれども猶 わが竿 曲がらざるなり ぢつと手を見る 豚木ぶた



早朝から一切潮が動く気配も無く、ベイトが活動する気配も感じられず、ナブラなんぞ一切見掛ける事も無く・・・

朝にお会いしたシーバスアングラーさんらも、後から来られた方々も竿が曲がる事無くスゴスゴと引き上げて行かれました。

いつかはチャンスタイムが・・・なんて淡~い期待を胸の何処かに秘めておりましたが、秘めた思いが花開く事無くアッサリと9:00で撤収。

急ぐ訳でも無いので海岸沿いに様子を見ながらゆるりと帰り、クレジットカードを使うと不利を被ったりする釣具屋に寄ったりしながら流れ着いたのが昨年末の祭りの跡地。

砂底ポイントなのでコウイカでも居らんかな?とエギをシャクってみますが、全く以て無反応ダウン

それじゃあ、マゴチはどうかな?とシャクってみますが、全く以て無反応ダウン

BLUE_NAMACO(150425)

そろそろ消え行くであろう、ショアブルーが釣れただけ。

さらに移動をかましてシャローポイントでマゴチを探ってみましたが、やっぱり撃沈。

何ら良い所も無く、18:00にてスゴスゴと帰路に就きましたとさ・・・男の子エーン





ハァ~~~、またもや不毛な恥態を晒してしまいました。

_| ̄|◯ ガックシ  


Posted by SUBERIST at 12:11ショアキャスティング!

2015年05月11日

「◯◯釣」(’15/4/4~5)  

 
皆様、度々ご無沙汰しております。
またもやほぼ3ヶ月ぶりの釣行、釣り四季報的な更新タイミングになってまいりました。

オマケに降って湧いた様な釣行でしたので、釣りモノのイメージもサッパリ湧かず。
総てに於いて中途半端の極みです。



4/4(土) 夕マヅメ、コッチ側にて

陽が落ちるまでが長くなったもんだから、ノンビリ構えていたら現着は17:00過ぎ。
まだまだ明るいので、稚鮎を追いかけて湾内に入って来ているかもしれないサゴシやなんかのフィッシュイーターをショアジギングで狙ってみますが・・・



予想通りにサッパリ反応ナッシング。



こんな時はESOすらも釣れてくれるとウレシイんですけどね。

そんなこんなで日没の時刻を過ぎ、ダメ元でタチワインドもやってみますが・・・

全く以て無反応にて19:00でゲームオーバー。

最近、遊漁船による湾内タチウオジギングがプチブームみたいですが、ショアラインには全然寄って来てないんでしょうかね~



4/5(日) 夕マヅメ、アッチ側にて

久しぶりにヅルツレとの釣行ですが、特に狙いも定まらないので15:00過ぎからエッチラオッチラとアッチ側へ。

膀胱炎近くの小場所にて、ワタシはアホの一つ覚えでジグを投げつけ、ツレは根魚狙いでネチネチと。



で、



ワタシは予想通りにサッパリ反応ナッシング、ツレは意外な事に反応ナッシング。



全く釣れる気がしないので移動をかましますが、行く先が定まらないジプシー状態。

クルマを繰り返し停めてはどうしようかと思案を重ね・・・

ココを過ぎたらもう釣り場が無いよって所でようやくシーバスでも狙う事に。

藻場やストラクチャーの際、照明の明暗部を撃ちまくりますが・・・


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


・・・・・・・・・・


・・・・・


ハイ、反応ナッシング。

予定調和の中で19:00にて終了。





何とも中途半端感がパネェ釣行となってしまいましたが、コレと言った目標が無いとこんなモンですねテヘッ  


Posted by SUBERIST at 12:10ショアキャスティング!

2015年01月18日

「フクガミキタリテウオツレル」(’15/1/10~12)

 
拝啓

皆様ご無沙汰しております。
寒さ厳しい折、各位に於かれましては如何お過ごしでしょうか。
釣りに没頭し過ぎて風邪などお召しになりませぬ様、なにとぞご自愛下さいませ。



さて、丸々3ヶ月ぶりの釣行にしていわゆる釣初め、半ば恒例と化した寒中サゴシッシング。
これまた恒例と化した家庭サーヴィスついでの・・・ってヤツですね。


1/10(土) 夕マヅメ、アッチ側にて

ヅルツレ宅に15時頃着を目指して自宅を出発。
何だかんだで予定より15分ほど遅れて嫁をツレ宅へ放置後、一路釣場へ急ぎます。

先ずは、一昨年昨年の釣初めの舞台となったポイントで小手調べ。
後から来た方と談笑しながら20分ほど投げ続けてみますが、サッパリ反応ナッシングにて次なるポイントへと移動 車=3

予想よりも風が強くてやり難い中、15分ほど投げてみますがここもサッパリ無反応にて移動 車=3
以前は色々とイイ目にあり付けたポイントですが、最近はあまり芳しくない様です。

途中、懐かしの「降臨の地」で釣っていた方に釣況を確認後、さらにヅル市民憩いの場へ。
現着してみると、見覚えのあるクルマが停まっています。
そのクルマの主を探してみますが、冬場の防寒対策で重装備ゆえに誰が誰だかよう判りません。
取り敢えず、所作や背丈に見覚えがある感じの「サウスポーのそれっぽい方」の横の空いている釣座へ入りキャスト開始。

特に反応が無いまま根掛かりやらで何だかんだで時間は流れ・・・

「サウスポーのそれっぽい方」に声を掛けてみると、やっぱりコッサンことycosさんでした。
暫しのトークタイム後に、ほどなくしてコッサンが本日の2匹めをゲット。
こりゃチャンスタイムか、と色めき立って投げていると、またもや根が掛かり><
その後、日没時間を過ぎて結構暗くなった時間帯から再びプチ時合いへ突入するも、またまた根掛かりでチャンスをフイに・・・

結局、タチウオタイム的な時間帯まで竿を振り続けましたが・・・ 何ら釣れる事無く終了。
(どうやら、「自分だけ釣れない病」に感染してしまった様です)
納竿後は、再びコッサンと暫しのトークタイムを楽しみ撤収と致しました。

ycosさん、寒い中お付き合い頂きまして有難う御座いました!



1/11(日) 朝~夕マヅメ、アッチ側にて

ヤリイカと青物狙いで西の聖地へ向かうプランも考えましたが、天候的にかなりギャンブルとなりそうだったのでパス。
前日のリベンジと言う事で、同じポイントへサゴシ狙いで入る事に。
情報によると、昨日のコッサンと入れ替わる様にある方が来られるそうです。

余裕を持った時間帯に到着し、前日にコッサンが入っていた釣座に陣取り夜明けを待ちますが、ボーッとしているのも何なのでダメ元でタチワインド。
自分的実績レンジのカウント9を中心にシャクり倒しますが、反応ナッシング。
その内何やら生命感がある様な無い様なモノが引っ掛かったなと思ったら・・・

5:50

ショアレッド(赤ナマコ)

この時期になるとたまに釣れてくれるのですが、いつ釣れても嬉しい外道ではあります(笑)
たまらない日本酒のアテになりますよね~^^

独特の磯っぽい香りや硬さが気になる方には以下の調理法をオススメします。
①よく塩もみして表皮を取り除き、腹側に切れ目を入れてワタを取り出し厚さ2mm程度に輪切りします。
②土佐酢または味ポンに、大根おろしまたは紅葉おろしを合わせた物に1晩漬けておきます。
③翌日にアサツキか薬味用細ネギをちらしてどうぞ
こうすると、独特の香りもかなり和らいで適度に柔らかくなっており食べ易くなりますよ。


さて、タチワインドタイムはアタリすら感じず、犠牲者1名を出して終了。
かなり明るくなってから、見覚えのあるクルマを発見。
そのクルマの主を探して釣り場を見渡すと、3~4人挟んだ左手側に「それっぽい背丈の方」が1名いらっしゃいますが、以前お会いした時とウェアの色が違うので判然としません。

昨日の夕マヅメの事を考えると、もう釣れ出してエエ頃やろ的な時間になってもなかなか釣れだしませんでしたが、「それっぽい背丈の方」が当日第一号と思われる1匹をゲット。
そして私の左隣の方達も次々とゲット。
お次は自分の番だろうと思っていると、またもや左隣の方がゲット。
スルーどころか私の手前で折り返しですテヘッ

余裕のあるフリをしながらも、内心『ひょっとして、今日もズーボー!?』と焦燥感が芽生え始めますタラ~

やっぱり「自分だけ釣れない病」!?

漫然とシャクってたらアカン!と、様々なジャークを試してみますが反応ナシ。
他の方のシャクリ方を観察していると、殆んどの方がアンダーハンドでちょこちょこシャクっている様です。
極力ジグを跳ね上げない様にする方がええんかなぁ~と思いつつ、更に跳ね上がり難いリーリングだけでアクションをつける「Qちゃん巻き巻き」に変更。
ジグもQちゃん巻き巻きと相性の良いムーチョです。

フルナゲール ⇒ チャクテイスール ⇒ ハンブングライマデマキトール で、ようやく・・・

7:00

サゴシ(サワラ若魚)、手尺50cm足らず

アア カグワシキカナ サゴシノカホリ

かなり久し振りのサゴ臭は良いモンですね~
思い返せば、一昨年の11/24(日)以来からサゴシを釣っておりませんでした。
何はともあれめでたくボーズ逃れ。


ヒットルアーはコレ!


マリア ムーチョ・ルチア 45g

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残念ながら、グローチャ-トオレンジホロの“GCOH”はありません・・・



グローゼブラチューンにはコレ!


WAKI/和気産業 蓄光テープ 50mm×3m

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蓄光後の発光力、粘着力ともに文句ナシ!
お手軽にグローゼブラチューンが出来ます^^



しかし、朝の時合いはチョットだけよ~んで終了、釣れない悶絶タイムが始まります。
「それっぽい背丈の方」が海鳥を釣ったり(笑)、なんて危うく失笑しそうなイベントはありますが、肝心のサゴシは顔を出してくれません。
腹が減ったのでクルマからパンやバナナを取り出して頬張っていると、「海鳥を釣ったそれっぽい背丈の方」がやって来て『お久し振りです』。
やっぱり、「海鳥を釣ったそれっぽい背丈の方」はUJ氏ことうえじゅんさんでした。

ご挨拶もそこそこに暫しのトークタイムを楽んだ後、キャスティング再開しますが相も変わらず反応ナシ。
ナブラもどきの「カタクチイワシの捕食ショー?」でほんのちょっと盛り上がりますが、サカナフィッシュイーターは付いていない様子。

そして特に何事も無く時間が流れ・・・

再度のトークタイム後、UJ氏は14:00で撤収され・・・

天候が荒れてきたのでクルマに避難・・・

収まったので再開。

野暮用の合間にヅルツレが戦中見舞い。

そしたら、今度は稲光を伴った黒っぽい雲がやって来て・・・



夕マヅメの時合いを待たずに、17:00にて敢え無く撤収と致しました。

うえじゅんさん、お寒い中お付き合い頂きまして有難う御座いました!



1/12(月) 昼~夕マヅメ、コッチ側にて

天候が悪そうだったので朝から釣りに行くつもりはなく、前日に原因不明の不点灯となった社外品のHIDヘッドライトの点検としました。
しかし、故障原因がよく判らない内に勝手に復活(?)しています。
何らかの理由で機器内部の安全回路が働いた様ですが、症状の再現性があるかを確認する為にちょいとドライブへ。

偵察がてらにコッチ側のポイントに来てみると、風も強過ぎる事無く案外悪い条件ではありません。
クルマを停めて、テストがてらにエンジンは止めずにヘッドライトを点けたまま、時間潰しのつもりでジグを投げてみる事に。

タックルを取り出してセットアップし、ムーチョ45gPYHグローゼブラチューンを軽く投げて着底を待ちます。
すると、釣りに来たのであろうハイブリッドカーに乗った方が『ライト点きっ放しですよ』と親切に声を掛けて下さいましたが、『すみません、わざとやってます』と返答。
既に着底しているであろうジグを巻き取ろうとすると、「何かやけに軽い???」。
ラインを回収すると、ものの見事にサゴシカッターテヘッ

「サゴシ居るやん!」ツイートをかまして急いで復旧、目の色を変えて本気モードで釣りを開始します!


が、


しか~し・・・


少し離れた場所でさっきのハイブリッドカーの方が速攻で釣り揚げ、他の後から来た方々もポツポツと釣り揚げているのにワタシにゃサッパリ釣れてくれません。

たまにバイトっぽいのはありますが、乗せられず・・・

「ドスン」と重量感タップリの何かが掛かったと思ったら・・・

15:25

流れ藻、推定最大曳き抵抗2.5kg

プチランガンを繰り返しているハイブリッドカーの方は既に3本ほど揚げているとの事・・・

たまにSJPらしき物も見掛けるのですが・・・

またもや、ワタシだけが釣れない病・・・

そんな中、先月下旬前まで絶好調だった西のメジャ-ポイントで釣っていた、「Team残念。」会長補佐さんがこちらへ移動して来られるとの事。

全くの初めましてなのでどんな方かなぁ~と思いつつ、この時間帯に移動とはギャンブルやなぁと思っていると、黄色い半被を纏った補佐さんが颯爽とご登場 車=3
初めましてのご挨拶もそこそこに、時間がもったいないので早速タックルをセットアップ開始。
いざ戦闘態勢へ。

自分も投げて巻きながら何となく補佐さんの様子を伺ってよそ見をしていると、「グググンッ!」と手応え電球

16:25

サゴシ、手尺50cmぐらい

やりました!ようやくボーズ逃れクラッカー\(^o^)/
補佐さんが来られる事で何か状況が変わるかも・・・と言った全く根拠のない神頼み的な事を内心密かに期待しておりましたが、まさか本当に変わるとは!

もう、福の神様々ですドキッ

因みに、ヒットパターンはアンダーハンドでちょこちょこシャクりでした。


ヒットルアーはコレ!


【メール便可】DAMIKI 闘魂ジグ 40g

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売れ線なのか、“ピンポコ”は品薄な感じですね~


さて、釣ったサゴシの処理や撮影を行っていると、福の神様から何やらご宣託!?

『◯Å☆*△§◇!』

釣りを開始したばかりの声の主、福男補佐さんの方を見遣ると、なんと目前でサゴシナブラが発生!
釣ったサゴシとジグタックルを放置して、急いでワインドタックルを手に取りナブラの切れ目にキャスト!
ナブラの少し下を通すイメージで3カウント後からシャクりだして10シャクり目前後でヒット!

鋭い引きをいなしつつ、最後のチェックポイント、波打ち際をかわして・・・

抜き揚げ成功!

(前々日にコッサンが、定価4万円越え高級ロッドの「シマノ・ルナミスS1006M」を抜き揚げで折っていたので、更に柔くて安物のMLクラスでの抜き揚げは躊躇しましたが・・・汗)


16:35

サゴシ、手尺50cmぐらい

いやぁ~、この時間帯になって一気に2匹確保とは!
福男のご威光は絶大ですね~ニコニコ


ヒットルアーはコレ!


アクアウェーブ スパークヘッド 1/2oz

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アクアウェーブ【ワインド専用高機能タフネスワーム】スパーク85

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そして、ジグを投げていた福男補佐さんも手堅く1ゲット。
暫く経ってから、ハイブリッドカーの人も1ゲット。
サービスタイムは一応全員安打と言う形でウィンウィンでした。

その後、もう一回プチサービスタイムがありましたが不発。
丹念に探っていた補佐さんが更に1匹追加、私は遠投ベタ底ジギングとワインドでタチウオも探りましたが反応ナッシング。
18:00前に納竿とし、暫しのトークタイム後に解散致しました。

残念補佐さん、ハイブリッドカーの方、寒い中お付き合い頂きまして有難う御座いました!


 
【3日間の釣果】
サゴシ:手尺47~50cmぐらい3本

【ヒットルアー】
ワインド:アクアウェーブ スパークヘッド1/2oz グロー+スパーク85 #S9 スーパーグロー
       +カルティバ 太刀フック4本バーブレス #1+がまかつ ダブル21 #4
ショアジギ:マリア ムーチョ・ルチア 45g GCOH+ゼブラグローチューン
       ダミキジャパン 闘魂ジグ 40g #30 ピンクポコイワシ

【使用タックル】
ロッド : メジャークラフト ソルティック ST-962PE (ワインド)
     ダイコー クロスブリード CBJS-96M (ショアジギ)
リール : ダイワ ルビアス3000+RCS3012スプール+ブリーデンWハンドル(ワインド)
      ダイワ ブラディア 3000+07ルビアス3000スプール&ハンドル
      +ウルクス ミッドエア S35(ショアジギ)
ライン : YGK よつあみ ウルトラ1ジグマン X8 0.8号+デュエル X-TEX オーシャン 12lb
     +YGK よつあみ FCリーダー 35lb(ワインド)
     YGKよつあみ ウルトラ1ジグマン X8 1号+サンヨー ナノダックスリーダー 3号 15lb
     +YGK よつあみ FCリーダー 35lb(ショアジギ)


今戦役の戦没者たち

・AKC64こと、プロハンター アカシジグ 64g ピンク グローゼブラチューン
・ダミキジャパン 闘魂ジグキャスティング 40g #11 トロピカル グローゼブラチューン
・グランドギア キャスティングジグ 40g チャート グローゼブラチューン
・NANYATTAKA WASURETE SIMOTA 40gGurai
・アクアウェーブ スパークヘッド1/2 グロー+スパーク85 グロー
・マリア ムーチョ・ルチア 45g GCOH グローゼブラチューン
・マルシン漁具 ショアライズスペシャル 40g キャンディーグロー
・ダミキジャパン 闘魂ジグキャスティング 40g #01 リアルベイト ケイムラゼブラチューン
・マリア ムーチョ・ルチア 45g PYH グローゼブラチューン

彼らの魂よ、宇宙に飛んで永遠に悦びの中に漂いたまえ・・・ (-人-)



さて三日間の状況ですが、湾内には雪代が入って水温が下がっているせいか全般的には生命感に乏しい状況でした。目視出来たベイトは2日目の昼間に表層に現れた小規模なものだけ。規模は別として、例年ならばもっとカタクチのシラス~ジャコが見られる感じなのですが。いつもより早い時期から多目に雪が降ったせいで水温の低下が早かった影響もあるのでしょうか。

ただ、アッチ側ではSJP等は見られず仕舞いでしたが、コッチ側ではSJPや夕マヅメのサービスタイムもあって比較的活性は高かった様です。ベイト自体もアッチ側よりは多いのかも知れません。水潮の度合いはアッチ側よりは酷い様に見受けられたのですが。因みに、サゴシの胃内は空っぽに近い感じで、少しカタクチが入っていただけでした。

しかしまぁ、釣れ盛っていた去年の11月中旬~12中旬には釣行出来ず悶々とした日々を送っておりましたが、何とか残り福(?)にはあり付く事が出来た様です。

それでは皆々様、長々とご一読頂きまして誠に誠に有難う御座いました~ニコニコパー゙   


Posted by SUBERIST at 12:12Comments(4)ワインド、ショアジギング!

2014年11月13日

リール!リール!リール! その3 「なんちゃってソルティガ ―後編―」

 
「なんちゃってソルティガ ―前編―」からの続き・・・


「カツン」音の原因が判らないまま取り敢えず再度組立を行い、一瞬諦めの境地に入り掛けましたが冷静に原因の分析を行う事に。

ハンドルを右側に付けている時、スプールの揺動方向へのガタツキは約0.5mmになります。
さすがにガタツキが少ない平面(S字)カム方式、シマノのウォームシャフト方式の約半分です。




ところが、ハンドルを左側に付けた場合はスプールの揺動方向へのガタツキは約1mmになります。
これではスプールの揺動端で音の出易いウォームシャフト方式並みになってしまっています。

ここで、一つの仮説が考えられます。

「ブラストのスプールはソルティガZよりもかなり重く慣性力も大きいので、揺動方向のガタが大きいと打音が発生し易い」



どうやら、これがカツン音の原因の様です。


では、何故ハンドルを左側に付けるとガタツキが倍増するのか?
左側にハンドルを付ける事が原因なのか?

試しに左側にハンドルを付けた状態で、右側にもハンドルを付けてみると・・・



と言う事は、ハンドルが右側に付いてさえすれば余計なガタツキは出ないと言う事です。
では、右側のハンドルを外してスプールを前後に動かしてみると・・・



ドライブギヤ軸は動いていないのに、アイドルギヤだけがドライブギヤ軸回転方向に動いているのが確認出来ます。


では何故ハンドルを右側に付けるとガタツキが少ないのか?



右側にハンドルを付けている時は、アイドルギヤがドライブギヤ軸の2面カットフランジに直接押し付けられているので、ドライブギヤ軸回転方向に対するガタツキが出難い。(アイドルギヤの中空軸がハンドル軸ネジのストッパーの役割も兼ねている)

つまり、スプール揺動方向の余計なガタツキが出難い。




ところが、左側にハンドルを付けるとアイドルギヤは2面カットフランジに押し付けられず、軸方向に若干の遊びが出来るのでドライブギヤ軸回転方向に対する余計なガタツキも出易くなってしまう。(ハンドル軸ネジのストッパーとなるのはドライブギヤ軸)
つまり、スプール揺動方向のガタツキが大きくなる・・・





何たる事・・・



   これは構造的欠陥!?

              どないもこないも

                     対処方法がないんちゃうの?




一瞬、『こりゃ、詰んだか・・・』と思いましたが、要するにアイドルギヤのドライブギヤ軸回転方向に対するガタツキ自体を少なくすれば良いのでは?

と言う事で、ガタツキの原因となっている部分の寸法を測定してみる事に。


アイドルギヤにドライブギヤ軸がハマる部分はこの様になっています。


アイドルギヤの小判穴にドライブギヤ軸の2面カットフランジを嵌め込む事によって、ドライブギヤの回転に同調して回転します。


アイドルギヤの小判穴の2面幅は6.56mm


ドライブギヤ軸側の2面幅は6.18mm

その差は0.38mmとなります。

大した差ではないと思わるでしょうけども、そんな事はアリマセン。
精密機械的に見ると物凄い隙間が発生する事になります。
単純に片面側の隙間を考えても0.19mmもあります。

この部分の隙間が大きければ大きいほど・・・



私見ですが、組立時の簡便性を鑑みても片側0.05mm程度にはして頂きたいところです。

ところで、実はソルティガZも同様な構造で精度も同程度ですが、ブラストみたいにカツン音は出ません。
どうやらアイドルギヤ軸穴内のOリングパッキンが抵抗となって、回転方向のガタツキ緩和している為と考えられます。


さてさて、それではどうやってこのガタツキを軽減するのか?
隙間を少なくする為には詰め物をするしかありません、いわゆるシム調整が必要です。

一番簡単で手っ取り早い方法として、2面カットフランジに厚手のアルミテープを巻く事にしました。




アイドルギヤが嵌るかどうかを確認します。


バッチリチョキガタツキもかなり軽減されています。

嵌め合い部にグリスをたっぷり充填すると、更に良い感じになるでしょう。


この状態で再度ボディに組み直してみると・・・




今度こそ、


完成!



ハンドルを左側に付けて空回ししても、カツン音は出なくなりました^^

ただ、耐久性がさほどないのでオーバーホールの都度に交換してやる必要があるでしょうね。

まあ、ギヤの効率を重視してミニマムオフセットとする為には、この様な設計になるのは仕方ありません。
構造的欠陥は冗談ですが、精度をもっと突き詰めて欲しいモノです。
ソルティガZはアイドルギヤ内にOリングパッキンが入っている為、カツン音が出難いから「気付かなかった」では済まされません。
フィールドテストを繰り返して不具合を抽出し、その対策を施してから製品化して頂きたいですね。



それでは、完成記念にソルティガブラストの着せ替えファッションショーをお楽しみ下さいぴよこ3








いやぁ~どっからど~観ても「ソルティガZ」ですね~(笑)


本チャンのソルティガZ4500との比較


好みもあるのでしょうけど、ブラストの明るいシルバーの方がカッコ良く見える気が・・・


その他のバージョン


スタジオオーシャンマーク バージョン

カラーがグレーなんで、ちょいと地味ですかね。



SOM&ウルクス コラボバージョン

ハンドルは12キャタリナ純正ですが、ノブをスプールの色に合せるだけでずいぶん変わります^^



金のスプール・金のハンドルバージョン

08キャタリナ4500のスプールとハンドルを付けると、巨大な「ワゴンセールリール」風ですね(笑)



スタジオオーシャンマーク “ No Limits ” バージョン

カッコいいけど、中古の本体よりもパーツ代の方が高いですねテヘッ

実はコレ、ノーリミッツVer.Z4300スプールは使用不可なんですよね~
メーカーの適合表では装着可能となっているんですが・・・
ブラストのローターだと、スプール側のヒートシンクと干渉するんでどうしようもアリマセン。


ローター側突起(丸囲み部分)とスプールの金色部分



ん~~~残念 ><



しかし、何でブラストのローターにだけこの突起があるのか・・・?全く以って意味不明です。


てなワケで、最後の最後はやっぱり「なんちゃって」でしたが、ソルティガZに装着可能なカスタムスプールやハンドルの殆んどはブラストに流用可能なのでご安心下さい。

それではソルティガブラストの愛用者の皆々様方、これからも末永く可愛がってあげて下さいねぴよこ3パー
  


Posted by SUBERIST at 12:12Comments(0)メンテナンス

2014年11月11日

リール!リール!リール! その3 「なんちゃってソルティガ ―前編―」

 
先日入手した「ソルティガ ブラスト 4500」







こうやって整備後に見るとキラキラ綺麗で程度の良い品物キラキラに見えますが、ウチに来た時は酷いモンでした。


その①、ドライブギヤがゴーリゴリのゴリ状態ぴよこ_風邪をひく

前所有者サン曰く、

「回転させるとゴロツキ出ありますがファイト中は気になりません。」(原文ママ)

だって・・・

こんだけギヤがゴリゴリで異常にバックラッシが大きいと、ワタシなら釣場より修理に持って行きますがw

ま、世の中には明らかにエンジンから異音が出ているクルマでも平気で乗り回す方が居るぐらいですから、機械物に疎い方の感覚はそんなモンかなって事で・・・

イヤイヤ、「ファイト中は」って言う事はそれ以外の時は気になってたって事でしょうね。
まさに言葉の妙ってヤツです。



その②、ボディの脚が曲がっているぴよこ_風邪をひく



何でこんなとこが曲がっているのか、どーやったら曲がるのか?さっぱり意味が解りません。

「曲がったのなら、逆もまた可能ではないのかな?」と言う事で、ツレんとこの自動車整備工場で油圧プレスを借りて修正を試みました。

すると・・・



見事復活!



と言いたいところですが、ツレの『アルミの鋳物!? そんなん割れるで!』との予告通りにあっけなく割れてしまいました(笑)



瞬間接着剤でくっ着けただけテヘッ



その③、付属パーツの一部に破損箇所があったぴよこ_風邪をひく 

自分的にはほぼ使わない部分の機能が失われていたのですが、使わないから良いと言う訳ではアリマセン。
商品価値としては明らかに下がっているのですから、事前の点検で確認して告知する必要があります。


①については主観が介在するところなので3N(ノークレーム、ノーリターン、ノーキャンセル)の原則を渋々順守しますが、②③については告知されていなかったので突き返しても良かったんですけどね。
値引き対応と言う事で決着させましたが、今思えば返しておくべきだったかも・・・

で、このまんまじゃあまりにも不憫だと言う事で、「ボディは新品に交換」「ギヤ部はダメ元で再調整」と言うメニューで復活させる事に。


分解に先だって、以下の物は用意しておきましょう。

Ⅰ.スクリューグラブ





旧ソルティガZ系ボディの締結に採用されているボタンボルトですが、これがなかなかのクセ者。
高トルク&ネジ止め剤たっぷりで固定されているので、そう簡単には外れてくれません。
通常のM3ボタンボルトよりワンサイズ大きい対辺2.5mmの六角穴なので、六角レンチ自体の差し込みが浅くなります。
差し込みが浅いと安定して回し難いので、素人の方は十中八九はボルト頭の六角穴を潰してしまいます。
コレを使えば、まぁ外れてくれるでしょう。(裏書の “ コツ ” をよく読んで下さいね)




Ⅱ.ネジ止め剤



使わなくても問題ありませんが、コレを塗布しておかないと簡単に緩みそうで何となく不安(笑)
ま、ネジ山が切ってあるのはアルミ鋳物なんで、コレを塗って締め付けトルクはほどほどにしておいた方が良いでしょう。
ネジ止め剤は「ロックタイト」が実績・知名度とも圧倒的ですが、近所に売ってなくて「中強度・油面用・10ml」と丁度良いコレがあったので・・・
コイツはあの「スナップオン」の代理店が輸入している物なので悪くはないと思います。


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え~、分解シーンとかは多くの方がブログアップされているので省略。(展開図はコチラ





で、先ずは取り外したギヤをパーツクリーナとアルコールで洗浄して状態を確認。



ギヤのアルミ材が変形してバリ状にせり出しています・・・ぴよこ_風邪をひく



アタリ側の歯面はガッタガタ・・・ぴよこ_風邪をひく


う~~ん、こりゃひでぇ~~~><;


どー考えてもバックラッシの調整ではゴリ感を解消出来ないでしょうし、オマケにアルミダイキャスト製のギヤに鋳込んである(圧入?カシメ?)スチール製の軸が回転方向にガタついていますぴよこ_風邪をひく
異常なバックラッシの大きさは軸のガタツキにも要因があったのですねタラ~


と言う事で、バックラッシ調整は諦めてギヤ自体を交換しなければなりません。
新品のギヤを頼まんとしゃーないかな・・・と諦めかけましたが、流用可能と思われる08キャタリナ4500から移植する事に。

新たに組み込むギヤの歯面はこんな感じ・・・



少々摩耗が見られますが、これは「馴染み」の段階



アタリ側も同様で「馴染み」の段階ですね


因みに、現在改造中のソルティガZのハイパーデジギヤはこんな感じ・・・



ほっとんど摩耗は見られません



アタリ側の歯面も非常に綺麗ですねぴよこ3


余談が過ぎましたが、ブラストの新しいボディに08キャタリナ4500のギヤを組み込もうとしたらある事実が発覚。

「キャタリナのドライブギヤはブラストに組み付ける事が出来ない」

ガ~~~ンガーン

ドライブギヤの軸に「アイドルギヤ」と言うギヤを組合せるのですが、ソルティガZやキャタリナのギヤ軸には段差がありますのでブラストのアイドルギヤを嵌め込む事が出来ません。



そもそも、この「アイドルギヤ」とはどんな役割を果たしているのか・・・?


説明しよう!(ヤッターマンの富山敬風)

このアイドルギヤからオシレーティングギヤへ回転が伝達され、回転するオシレーティングギヤのピンでメインシャフトの平面カム(S字カム)の溝をなぞる事により、スプールに前後方向の揺動を与える重要な役割を担っているのだ!



当たり前ですが、この部品が無い事にはリールとしての機能を果しません。



「んじゃ、キャタリナのアイドルギヤを買えばイイんじゃね?」



と、お思いかも知れませんが、この「アイドルギヤ」なる部品はメーカー修理依頼時のみ供給される部品なので、単体で取り寄せる事が出来ません。
つまり、「ブラスト買って後からハイパーデジギヤに換装する」と言う改造は無理だったのです。

実はコレだけではなくボディを開けてみて判ったのですが、ソルティガZの売りである防水構造とする為のパッキン類をブラストのボディには装着出来ない様になっています。


何たる事・・・



 ソルティガブラストはあくまでも

    「な・ん・ち・ゃ・っ・て・ソルティガ」。

        人間になれなかった妖怪人間達と同じく、

            決してソルティガZになる事は出来ないのです。




シマノと違って、ベアリング追加等で比較的簡単にグレードアップが可能なダイワですが、この徹底した自社権益確h・・・もとい、ソルティガZユーザーの権益確保の姿勢は素晴らしいとしか言い様がありませんね。
ソルティガZがモデル末期になってから、ようやく防水構造ボディ等の機能が同等の08キャタリナをデビューさせる商品戦略の巧さには脱帽です。しかも、ブラストからたったの¥3,000アップでマシンカットハンドルまで付いていました♪(ホメ殺し)

さて、結局ボディ以外にもギヤ類まで新品を買わんとアカンのか、イタい出費やなぁ・・・と諦めかけましたが、軸の「段差」を削れば装着可能となる事に気が付きました電球

しかし、精度はさほど要らないからって手で削る訳にも行きません。
なんせコイツはスチール製、つまりはハ・ガ・ネです。
なので、知り合いの加工屋さんにお願いして旋盤で削って頂く事に。


ビフォー(イメージです、画像はソルティガのギヤ軸)


アフター

流石の職人さん、5分も経たずにアッと言う間に完了。
もちろん、精度もバッチリ!
当然ながら表面のニッケルメッキも剥がれてしまうのは仕方ありませんが、まぁオイルを塗布する部分なので全く問題ないでしょう。


さて、ボディを仮組みしてドライブギヤ軸方向のおよそのギャップをノギスで測定。


ハンドル軸方向に引っ張った時の値から、押し込んだ時の値を引いた数値がギャップ(≒バックラッシ)


ギャップからドライブワッシャ(シムリング)の厚みと枚数を仮決定して、ボディとローターを仮組み。


最低限ローターを付けないと上手く回らないので回転フィールが判りません。

この状態で回転フィーリングとバックラッシを確認します。

調整が出来ていればそのままボルトにネジ止め剤を塗布して本締めすればOK。
調整が出来ていなければ、ドライブワッシャを再度調整してから本締めへ。

 ・ハンドルの回転方向に全く遊び(ガタツキ)が無く、回転も重い様であればシムリングを抜く。
  ※遊びは極力少ない方がフィーリングは良いですが、あまりにもバックラッシを詰め過ぎると
    回転が重くなり逆にゴリ感が出たりします。

 ・ハンドル回転方向の遊びが大きく、ギヤのゴリ感があればシムリングを足してみる。
  ※ギヤのゴリ感については、ギヤ歯面の摩耗が過大だと改善しない場合があります。
    また、ドライブギヤとピニオンギヤ同士の相性の良し悪しにも左右されます。

因みに完璧に近い調整を目指す場合は、仮組みを繰り返す可能性が高くなります。
この時、ボディの仮組みに元のボタンボルトを使わずM3×8のナベネジ等を使えば、開け閉めを繰り返す事によるボタンボルトの六角穴のヘタリ防止になります。
ボタンボルトは最後にネジ止め剤を塗布してから、1本ずつナベネジと入れ替えればOKです男の子ニコニコ


そして、


完成!



ダイワリールによくある「シャーシャー音」は出ますが、回転フィールもなかなか良好(マシンカットギヤではないのでこんなモンでしょう)。
ハンドルガタツキの原因となる異常なバックラッシも解消して、元の状態からは雲泥の差となりましたぴよこ3

自己満足に浸りながらクルクルと空回ししてグリスを馴染ませ、念の為に左ハンドルでの回転フィールを確認してみる事に。

すると、ここで新たな問題が発生・・・

ハンドルを左側に付けて空回しすると、スプールの揺動端で「カツン、カツン」とけっこうな音が出ます。
グリス馴染みが悪いのかと更に空回ししますが、全然収まる気配がありません。

仕方無しに再度バラして中身を点検して行きますが、不具合らしき箇所は見当たりません。
平面カムの溝にグリスを詰め過ぎたからなのか?と思いましたが、そうでも無さそう・・・



う~~~ん、これは困ったぞ~~~~~(´へ`;)



後編へと続くパー  


Posted by SUBERIST at 12:12Comments(0)メンテナンス

2014年10月20日

10/11(土)~12(日) 「disAPPEARANCE」

 
心が疲れているのか、ロックショアで難敵に挑むハードな釣りは避けている節がある今日この頃。
久し振りに磯へ出るかと準備はしたものの、爆風と高波がヘタレを拒絶。
言い訳が出来たとこれ幸いに、またもや風波穏やかな癒しの湾へ。



10/11(土) アッチ側のちコッチ側

折角の三連休も台風接近で釣りが出来るのが土日だけになりそうなので、金晩前乗りでヅルツレ宅入り。
土曜日の朝マヅメからガッツク様に釣場へ。

実績場を見て廻りますが、折からの強風の影響でワインドゲームには辛い状況。
取り敢えずいつものポイントである「ホルモン」で竿を出す事に。

月齢16.9と前回よりも満月に近い月が照らす中、曇りがちなので何とかなるかと4:10頃スタート。

月明かりの影響でタナが深いかも知れないと、いつもより多いカウント量でシャクりますが反応ナッシング。

明るくなり始めると、表層にはベイトがわらわらと湧き始めます。

意外とタナは浅いんじゃないの?と、いつもより少ないカウント量でシャクってみますが反応ナッシング。



そんなこんなで時間は流れ・・・



もうそろそろワインドは無理かなって雰囲気の明るさになって来た頃、「グンッ!」とバイト。

久し振りの感触、しかも割とイイ手応え。

5:40

タチウオ、指4弱

体高が大き目の太くて短い男の生き様型。
たらふくベイトを喰っているのか、ポッコリとしたお腹がなお更そう見せています。
カウント15と深めのタナでのヒットでした。
しかもヒットタイムは一種の逆ジンクス「ごじよんじゅっぷん」


ヒットルアーはコレ!


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さて、時合い到来か!?と気合い注入で引き続きシャクり倒しましたが、その後はアタリすらナシでワインドタイムは終了。
ジグに切り替え、いつもの遠投&底ベタでタチウオの反応を伺いますが・・・

これまた全くアタリ無し。

表層には時折サヨリと思われるサカナ達がわらわらやってますが、特にフィッシュイーターに襲われているワケでは無さそう。

ベイトっ気はあれどフィッシュイーターっ気はナシ。

と言う事で、10:00頃に一旦終了。



夕マヅメは某氏によるサブリミナルミッションでコッチ側にてタチウオ釣査。



朝から収まらない強風に、安請け合いした事を後悔しながら16:45頃にミッションスタート。

先ずはジグにて前乗りタチウオ&居残りサゴシを捜索致しますが、全く以って無反応。
さすがにもうそろそろワインドに切り替えか・・・と思っていたところ、かなり手前で何かがヒット。

17:40

エソ、20cmぐらい

魚信を感じなかったのでゴミかと思いましたが、一応サカナ。
「ごじよんじゅっぷん」の伝説も完全なる期待外れ。
しかし、こんな時間帯にESOは珍しい。

その後はワインドに切り替えて勝負も、全く手応え無し。
と言うか強い横風の為浅いタナは探れず、お触りがあっても判り難い状況でした。
労多くして報われず、タイムリミットの19:15にて終了。



10/12(日) アッチ側のち湾奥

何だか釣り疲れていたのですが、早めに寝てしまったせいか3:30に覚醒。
釣り人の性ってヤツでしょうか。

煌々とした月も厚い雲に遮られて昨日よりはエエ感じ。
オマケにベタベタの凪はワインドゲームにとって好状況の中、4:30ごろスタート。
先行者のエギンガーが複数入っているので希望のポジションでないのが残念ですが。

夜光虫が少し気になりますが、昨日の朝と同様に表層にはベイトっ気があるので、浅ダナも意識して3の0~6倍のカウントでシャクり倒します。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



ハイ。

かなり明るくなった6:00までシャクり倒しましたが、釣れんタコメラホゲチョメラ。
ツイッターのTLを覗いてみると、反対側でシャクっていたコッサンも全く反応が無かったご様子。
そして、いつもの流れでジグタイムへ移行。


しかし、やっぱり反応ナシ。


暗い内から頑張っていたエギンガー達も、あまりの釣れなさに脱落者が相次ぎ・・・
そのおこぼれに与って第一希望のポジションに小移動しますが、状況は変わらず。

沖合ではサゴシらしきサカナがジャンプしていますが、絶望的なディスタンス。
それもやがて見掛けなくなります。

後からやって来たショアジガーが『来たッ!』と竿を曲げているのを目撃して一瞬テンションが上がるも、揚がって来たのはこんなヤツ

内心、脱力的な笑いに包まれながらも一気にテンションダウン。



楽しいイベントはコレぐらい。


9:00


至近距離を航行しているのを見るのは初めて。(ってか、航行しているのを見たのが2回目)
見慣れたイージス艦とは違った独特の迫力。
今回のミッションは果たして何処へ?


ダラダラとした流れの中でダラダラと投げたり休んだりしながら続けていましたが、反対側へ移動しようかと思った矢先にコッサンの移動宣言ツイート。
せっかくなので、ご登場をお待ちする事に。

約一年ぶりの再会に積もるハナシもありますが、先ずはマジメにキャスト!キャスト!キャスト!
二人並んで仲良く竿を振りまわしますが、二人して何ら反応が得られません。

明確なアタリがありながら生命感の無い何かが掛かったと思ったら、やっぱりコイツ。

13:10



その内、横からの強風が吹きだしてトーク優先キャストお座成り。
釣れないながらも楽しいひと時を過ごし、16:00過ぎに予定調和の中で解散。
soɔʎさん、お付き合い頂き有難う御座いました。
ごきげんようさようなら、今シーズンも宜しくお願いします。


さてさて、私は再び夕マヅメにタチウオの目撃談がある湾奥の某所で釣査。



アジアの河の様にとうとうと流れがある場所で、17:15~18:30の1時間15分に渡ってシャクってみましたが見事に撃沈。
傷口にたっぷりと塩を擦り込み、尻尾を巻いてそそくさと退散致しました。

しかし、学習能力に欠けるのか相も変わらず懲りると言う事を知りませんな~




【今回の釣果】
タチウオ : 指4やや弱、1本
エソ : 20cmぐらい

【ヒットルアー】
タチウオ : アクアウェーブスパークヘッド1/2+スパーク85パールホワイト+ケミX25チューン 
       +カルティバ 太刀フック4本バーブレス SQT‐21BL#1+カルティバ SD36 #2
       (オリジナルセッティング)
エソ : ダミキジャパン 闘魂ジグ 40g #11 トロピカル(超ケイムラ)+グローゼブラチューン
 
【使用タックル】
ロッド : メジャークラフト ソルティック ST-962PE (ワインド)
     メジャークラフト トリプルクロス TC-962MH(ショアジギ)
リール : ダイワ ルビアス3000+RCS3012スプール+ブリーデンWハンドル(ワインド)
      ダイワ ブラディア 3000+07ルビアス3000スプール&ハンドル
      +ウルクス ミッドエア S35(ショアジギ)
ライン : YGK よつあみ ウルトラ1ジグマン X8 0.8号+デュエル X-TEX オーシャン 12lb
     +デュエル ハードコア パワーリーダーCN 40lb (ワインド)
     YGKよつあみ ウルトラ1ジグマン X8 1号+サンヨー ナノダックスリーダー 3号 15lb
     +デュエル ハードコア パワーリーダーCN 40lb(ショアジギ)



さて、両日の状況ですが・・・

前回と同じくタチウオは撃沈かと思いましたが、何とかワインドで結果が出せました。
しかし、後が全く続かず。
釣ったタチウオのベイト調査結果は15cmぐらいの細長い魚でしたので、おそらくサヨリでしょう。
ベイトっ気はあるものの、鉛筆サイズより成長したサヨリではサゴタチには大き過ぎるのか、ストーキングしている雰囲気はありませんでした。

2日目はサゴシっ気はあったものの、ショアラインには寄って来ず射程距離のはるか圏外。
オペラグラスに毛の生えた程度の変態望遠鏡双眼鏡で覗いてみてようやく正体が確認出来るぐらい。
反対側でやっていたコッサン曰く、射程圏内でサンマサイズのSJPがあったがアタリも無しとの事。

しかしまぁ、私だけでなくコッサンですら釣れないと言う事は、タチウオもサゴシもかなり少ないのでしょうね。
昨年の同時期よりは外海の水温は下がっている様ですが、一体何処へ雲隠れしているのでしょう。
更に気温水温が下がって状況が好転する事を祈るばかりです、ハイ。


以上
   


Posted by SUBERIST at 12:12Comments(0)ワインド、ショアジギング!

2014年10月17日

バッグ!バッグ!バッグ! 「バッカン考」 最終章 ― 結 ―

 
 
特に期待されていたとも思いませんが、長らく引っ張ってしまい申し訳ありませんm(_ _)m

ようやく最終章、昨年の11/11(月)の記事、 「バッカン考」 第三章 ― 転 ― からの続きでございますぴよこ3


決め手に欠けるなぁとは感じていたのですが、何とは無しに「バレーヒル タックルバッグハード」を検索していると某オクに出物がありました電球 
送料を加えると価格的に決して安くは無かったのですが・・・
競り合う相手も居なかったもんだから、これまた何とは無しに人柱的にポチリテヘッ


バレーヒル タックルバッグハード







ショルダーベルトが「DAIWA」となっているのにお気づきだと思いますが・・・




純正ショルダーベルト


EVAか軟質PVC(塩ビ)か何かよく判らない樹脂で繊維芯材をモールドした純正ベルトが気に入らなかったので、一般的な布製のショルダーベルトに変更しました。

何でこんなベルトなのかを考察すると、「水辺で使用する物なので、海水を吸い込んだり磯臭が乗り移ったりしない様に」との事なんでしょうね。
しかし、気温がさほど低くない時でもしなやかさが足りず、かなり硬くて扱い難いし肩への喰い込み感が・・・ ><
お知恵を絞られたのでしょうけども、ちょっと考え過ぎなのでは?
やはり不評だったのか、現行型では布ベルトに変更されています。

で、取り敢えずサイズ的に良さ気なダイワ製に換装。


それでは、内部の構造について見て見ましょう。







内蓋兼用の小物入れは天面がメッシュ生地で内側が防滴生地になっており、濡れた物を入れても内部に水が垂れ難く且つ乾き易くなっています。
高価なウッド製プラグを使用後に乾燥させるのに磯の上に置いといたら忘れてしまった・・・なんて悲劇も避けられますね(笑)
また本体とは繋がっており、チャックで開閉する様になっているので、転がったりしてマジックテープ留めの上蓋が開いても中身は脱落しません。
残念ながら、現行型は中蓋兼小物入れはチャックによる本体との固定は廃止され、分離型となってしまっています。




最近バタバタと売り出されている「釣り道具を入れるバッカン」は、大抵が厚手のEVAを成形もしくは熱圧着して作られています。
コイツも外側の部分は他のバッカンと同じ製法ですが、中にハードな成形ボックスを入れる二重構造となっています。
自重は増しますが、バッグの底まで回り込む構造のショルダーベルトと相まって頑丈な造りです。
エクストリームアングラーのハードユースにも耐える設計ですね。
容量は単純計算で、32L弱(内寸W470×D280×H270、小物入れ兼内蓋を除く)になります。
なお、現行型は外側のEVAが二重構造となっており、その中に薄い断熱材(クッション材?)が入ったセミクールバッカンの様な構造です。


外装周りについて




容量1.5L弱の簡易上蓋つき小物入れが2ヶ所ありますが、シャウト!のバッカンみたいに取り外しは出来ません。
私的にはマジックテープで脱着する機能は不要だと考えます。
移動中に何かに引っ掛けて脱落し、「どっか行っちゃった~(泣)」的な事が起りそうなので。

他は実釣中に便利なプライヤーホルダーが1ヶ所と、φ35×D200のロッドホルダーが2ヶ所あります。
このサイズのロッドホルダーだと、ショアジギ用ならかなりぶっとくてゴツい竿でも殆んどの物は挿入可能ですハート


収容能力はどないやねん?




取り出してみると・・・



左上段から

①雨具、グローブ
②スプールケース、偏光グラス、リグ小物袋
③リール(ダイワ4500またはシマノ8000クラス×2)、フィッシュグリップ
④ストリンガー、蚊よけスプレー
⑤小物入れ
⑥メタルジグ、ミノー類箱
⑦トップウォータープラグ類箱

かなりの物が入りますね~
これでも外周の小物入れは一切使っておりませんし、実は雨具類をもっとコンパクトに出来ます。
まだ、ギャフヘッドや折り畳み式のネット(昌栄ランディングフレームLクラス)も入りますね。
なお、左下に写っている小さなバッグがよく判らないと思いますので、中身の画像を載せておきます。



中身はタオルやティッシュ、ゴミ袋、日焼け止め、消毒液と絆創膏です。
実はこの小さなバッグ、とあるバッカンの小物入れなんですけどね(笑)


ちなみに、雨具を出してリールをセットアップした状態、つまり竿を出している時の状態。




かなりの余裕がありますので、急な降雨等でタックルをドサドサッと放り込んでハード成形蓋をパタンと閉める事が出来ます。


さて、かなり自分の要求仕様を満たしていますので満足度は高いのですが、不満な部分もいくつかあります。



ハード成形上蓋を閉じた時に固定する物がペラいマジックテープ1ヶ所だけ・・・
いくら内蓋がチャックで閉じられると言ってもね~
特に現行型は内蓋兼小物入れと本体をチャックで固定する構造が廃止されたのでなお更だと思うんですが。
まぁ、何とか小物入れの間に汎用バックルを取り付けられそうなので、自力でやってみようかと思案中です。
ハンドルが無いのも不満ではありますが、改造は無理っぽいので諦めます。

あと細かい事ですが、ハード成形蓋が元から凹状に変形しているのが安っぽい・・・(^_^;)
ま、この価格でこの造り込みなので許せますが。


ホワイトバージョン


ブラックバージョン




さてさて、そんな満足度の高いバレーヒル・タックルバッグハードですが、サゴシやタチウオ等のライトな釣りに使うには大き過ぎます。
30L以上の容量が・・・なんてほざいときながら、ココへ来て大き過ぎるってのも何ですが。

てなワケで、実はもう1つ買っちゃいましたテヘッ


タカ産業 スタンドバッグ A-0085






並べてみると、スタンドバッグのコンパクトさがお分かり頂けると思います。
容量的にも約16L(内寸W280×D205×H290、物入れ兼内蓋を除く)と、バレーヒルのバッカンの丁度半分ぐらいです。
もっと小さく見えますが、若干高さに勝っている分で稼いでいると言った感じですね。





全周チャックとマジックテープ固定併用のハード成形蓋を開けると中には内蓋兼小物入れが入っています。
内蓋と言っても置いておくだけのタイプですが。

さあ、小物入れを避けて内部に詰め込んだ道具を取り出して行きましょう。










上段から

①小物入れ、ストリンガー、フィッシュグリップ、蚊よけスプレー
②リグ小物袋、グローブ、スプールケース、リール(ダイワ3000 or シマノ4000クラス×2)
③メタルジグ類箱、ワインドルアー類箱

きれいに詰め込むと、これだけの物が収まりますね~。
まだ偏光グラスは入りますし、薄手の雨具ならば何とかなりそうです。
リールのセットアップ後ならば、急な降雨時にドサドサッと道具を放り込む事も可能でしょう。




コンパクトな割にはロッドホルダーも立派な物が付いていますので、ゴツいショアジギロッドもこの通り。



シンプルな引き出し式のアウトリガー状の補助具も付いています。
但し、風が強めの時や中身が軽い時は要注意ですね。
あと、この部分は動きが渋くて取り出し難かったりするのですが、ラインコート剤かシリコンスプレーを塗布しておけばを操作が軽くなります。



この価格でこの造り込み!(価格的にあんまし耐久性を追求しちゃダメっす・・・苦笑)
細かい要改良点はあるものの、合理的な設計がなされており私的にはかなりオススメの一品ですぴよこ3


オリーブグリーンはコチラから・・・



LV(チェック)柄はコチラから・・・


タカ産業 スタンドバッグ A-0085

価格:
4,094円
(2014/12/17 00:32時点 )

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定番カラーは国防色(笑、オリーブグリーンです)と白&グレーの市松模様(メーカー曰く、LV「ル◯・ヴ◯ィトン」柄)ですが、限定品でビビッドな色の物もあります。



タカ産業 スタンドバッグ A-0085 HERO'S イエロー

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4,094円
(2014/12/07 16:28時点 )

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タカ産業 スタンドバッグ A-0085 HERO'S グリーン

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さてさてさて、長らくの間 “完結編” の放置内容を練っていたお陰で、新しく発売された製品や目に付いた製品がありますのでご紹介しましょう。


タカ産業 キャンパスナビ CN-309 ガレージボックス



スタンドバッグの発売元と同じタカ産業から一般的なサイズの物が発売されました。
こちらも価格が価格なので高級感とかは無縁ですが、あくまでも道具と割り切っているのであれば十分でしょう。
容量は25Lぐらいなのでお好み次第ですが、チャック・マジックテープ併用固定のハード成形フタやφ35×D200のロッドホルダー、ハンドルと装備的には不足ナシです。
ただ、スタンドバッグは内部小物入れを装備して実売¥4,000前後とかなりリーズナブルな割に、こちらは内部小物入れは無く特にリーズナブルとは言えませんね。


【TAKA/タカ産業】CN-309 ガレージボックス 40cm バッカン バッグ 903111

価格:
5,961円
(2014/10/14 22:23時点 )

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SLASH タックルホルダーバッグSL-055



関西のアングラーに馴染みのある「アングラーズ」等の釣具屋チェーンを展開している大藤釣具から発売されている、「SLASH タックルホルダーバッグSL-055」です。
私がバッカンに求める以下の機能にかなり近い線なのですが・・・。


Ⅰ.ロッドホルダーを具備している事(出来ればφ35を2ヶ所以上)

 今となってはφ35且つ深さ200と言う条件ですが、このロッドホルダーは残念ながら深さ160です。

Ⅱ.ハードな樹脂成形フタであり、周辺部が折り返してある事

 ハード成形蓋はしっかりしていますし、バックル&マジックテープによる固定です。

Ⅲ.チャック付のフタ或いは中蓋式小物入れを具備している事

 内部小物入れはありませんが、チャックで閉じるEVA製の内蓋付です。

Ⅳ.30L~35Lの容量である事

 スペック上で外寸はクリアしていますが、実内寸はW390×D260×H270でしたので27.5L弱です。

Ⅴ.ショルダーベルトとハンドルを具備している事
 
 両方とも装備されています。

  
これ以外の機能的になかなかよく考えられている上、価格的にもリーズナブルですしデザインも悪くありません。
改善して欲しいのは以下の2点です。

①ロッドホルダーは深さがあるタイプにして欲しい ⇒ ショアジギ用のゴツいロッドには浅過ぎる
②ハンドルの付け根辺りの構造に不安がある ⇒ 巻き込んである熱圧着部が剥がれそう

まぁ、釣趣がライト系の方にはあまり問題にならないと思いますし、バッグも消耗品だと割り切っているのであればイイかな。
ややプアな手持ち用のハンドルも小移動とか、受け渡しの時だけしか使わないでしょうしね。
頑丈さや大容量よりも、機能的なバッカンをお求めの方にはオススメ出来る品です。

ところで、実はこの製品は昨年に「バッカン考」を書き始めた頃には既に発売されておりました。
情報力の無さを痛感致します・・・あいすみませんm(_ _;)m



SLASH タックルホルダーバッグ

価格:
6,123円
(2014/10/14 22:25時点 )

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VARIVAS タックルバッグ (ロッドホルダー付き)

以前に紹介した物にロッドホルダーが装着されました。
しかも、4ヶ所も!
容量は小さくなりましたが、価格はグンッ!とアップアップしております(笑)
ロッドホルダーは2ヶ所でええから、ハンドルを付けてぇや・・・って感じなんですが、竿をたくさん持ち込む方には有難いのでしょうね。
以前からあるロッドホルダーの無いバージョンから、何となくカルティバのギアバッグスタンダード45と造りが良く似ているなぁと思っていたんですが、更に似た造りになりましたね。
きっと、製造元が同じなのでしょう。


モーリス(MORRIS) VARIVASタックルバッグ
モーリス(MORRIS) VARIVASタックルバッグ

 

 たくさんのロッドホルダーと大きめの容量が欲しい方
 にはピッタリですね~。価格は高いとは思いますが、
 クオリティーも高いと思います。





そして、トリを飾るのは・・・

Buccaneer(バッカニア) オリジナルバッカン



今やアングラーの定番ツールとなったタックルバッカンが
オリジナルブランドBuccaneer(バッカニア)から誕生!!

持ち運びやルアーの交換時に便利な
ロッドホルダー4本付き。
脱着式ショルダーベルトの採用

それぞれのアングラーのスタイルに合わせ持ち運びが可能です☆

上蓋部には作業台としても使いやすいように
窪み設計を採用し細かい仕様にもこだわりました。

バッカン内にはインナーケースが常備してあり
収納が更に便利に♪♪

ランガンスタイルからオフショアでの釣りまで
幅広く対応するタックルバッカンとなっております!!


我らがナチュラムさんのオリジナルブランドである「Buccaneer(バッカニア)」です。
この価格で充実の装備!実用量は25Lにも満たないでしょうが、かなりのコストパフォーマンスかと思われます。
至れり尽くせりの装備で「¥4,380(税込)」はかなり頑張った価格ですね。
見たところ、ロッドホルダーがφ35×D160のタイプなのでゴツイショアジギロッドを挿しておくのはちょいと不安がありますが、ライトショアジギングやシーバス、エギング、アジング、メバリング用のロッドなら問題は無いでしょう。
ま、よほどのハードコアショアジガーでもない限り満足が行くのではないでしょうかぴよこ3


Buccaneer(バッカニア) Buccaneer オリジナルバッカン
Buccaneer(バッカニア) Buccaneer オリジナルバッカン


  常日頃、大変お世話になっておりますので、ここでアピール
  しておかないと・・・(笑)でも、中型サイズの中ではダントツの
  コスパではないでしょうか?





さてもさてさて、図らずもこの「バッカン考」、約1年に渡る大河記事(?)となってしまいました。
「バッカン考」シリーズは、ショボ記事ばかりのワタシのブログ内ではアクセスが多い方なので、少しは皆々様のお役に立てているのでしょうか。
商業雑誌ではなかなか書けない部分にまで踏み込んで好き放題批評を加えましたが、悪意を持って書いている訳ではありませんので悪しからずご了承下さい。
これらの製品を造っていらっしゃる方達は制約の多い中でベストを尽くされていると思いますが、思うに任せない事も多々あるかと存じます。
どんなモノを造るにしても、全てのニーズに応えるモノづくりは難しいですね。
一部の消費者の意見ではありますが、より良いモノづくりのご参考にして頂ければ幸いです。

敬具  


Posted by SUBERIST at 12:12Comments(2)インプレッションなどなど